• 「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす! どうやって起きるかが問題・・

「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす! どうやって起きるかが問題・・

実用書
「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす! どうやって起きるかが問題・・

朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!感想

 

「朝4時」と言われるとちょっとハードルが高いイメージかも?

でも、魅力的なタイトルです。

すべてがうまく回りだすのなら、早起きにも意欲が湧きます。

 

但し、筆者も断っている通り、どうやって早く起きるかというノウハウ本ではありません。

 

「早起きしたらこんな風に人生が変わったよ」という早起きオススメ本であり、これを読んだからといって問題が解決する訳ではないので気を付けて下さい。

 

体験談というか成功談というか、池田さんのサクセスストーリーが続くので、自慢話の類が苦手な方は読みにくいかなと思いました。

 

でも、「朝4時起き」と池田さんの成功の関係は納得できますし、元ダメダメOLの体験談は親しみやすかったです。

 

早起きに関して自分の欲しい情報を取り出すことができれば、日々の暮らしに有用な一冊になります。

 

『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』著者:池田千恵

220ページ

 

 

本の内容「朝4時起き」生活になると、こんなことが起こります!
・じっくりと考える時間が増える!
・「段取り力」が備わる!
・仕事がスムーズにこなせるようになる!
・残業をせずに、定時に帰れるようになる!
・趣味の時間が増える!・家族や友人との関係が充実する!
・「攻める」姿勢に生まれ変わる!
一人の落ちこぼれOLは、「朝4時起き」を習慣化したとたんに、仕事もプライベートも充実した新しい人生を突き進み始めた。「ワタミ」で鍛えられ、外資系コンサル会社で学んだ自身の体験をベースに、実践的「最適ワーク・ライフ・バランス」のつくりかたを、同世代のビジネスパーソンに伝えたい! ”(引用:Amazon.com)

 

 

「朝4時起き」を続けられる人は、その他のことも何でも頑張れる人なんだな、というのが一番の感想です。筆者の池田さんの努力やポジティブさは勉強になりました。文章から伝わってくる努力家ぶりに励まされます。

 

そんな池田さんの中で、最も成功につながったのが「早起き」だったのでしょう。

 

要するに「朝活」をオススメする話に近いと思います。

早起きすれば使える時間が増え、資格の勉強をしたり、人脈を広げたりできるということでした。

 

そしてその朝の時間の有効活用によって、仕事もプライベートもうまく回りだし、ダメダメOLを卒業できたストーリーが語られています。

 

このダメダメっぷりがまたリアルなんですよ。親近感が湧いたので、自分も早起きを頑張れば変われる気になりました。

 

でも、重要なのは「早起きすれば誰でも成功者!」とは言っていないことに気付くこと。あくまで、この本はきっかけとしなければならないと思いました。

 

筆者の池田さんは、人生を充実させるための方法のひとつとして、時間管理のコツを掴むことを教えてくれています。

 

この本の残念なところ

 

・自分の出身大学や働いていた大手企業の名前、「外資系コンサル会社」など、世間の目を引くネームバリューのあるものを連呼、強調し過ぎている。自慢にしか聞こえず、鼻につく。

・自己評価が異様に高くて、共感できない。余りにも度が過ぎると勘違いにも感じる。

・実際に早起きする方法がないし、内容も早起きから脱線してばかりなので説得力がない。早起きのことを知りたいのに、勤務先で学んだことやネイルケアの話をされても…。

・テンポが悪い。説明に一貫性がない。矛盾があちこちにある。

 

・数あるビジネス書からネタをいいとこ取りしただけの本。

・朝4時起きをオススメする本なのに、書かれている早起きのコツは精神論のみ。残念だった。

 

こんな人には役に立たないかも?

朝4時に起きるハウツーは載っていないので、どうしても起きられない人にはあまり役に立たない本かもしれません。

 

若い女の子のライフスタイルの紹介がメインなので、その切り口が受け入れられない人は説得力を感じないかと思います。

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