内容は小学校中・高学年向けで、ドラえもんの漫画をベースに進められていきます。
読書感想文…、日本の大人はトラウマ化している人も少なくないのではないでしょうか?
「読書感想文、大好き~!」という子、あんまりいなかった気がします。
私はとにかく「どうやって書くのが正解なのか」というポイントでつまずいていました。
そんな悩みをこの本で一挙に解決!・・とまでいかないまでも、ある程度役に立ちます。やっぱり数をこなしての練習は必要ですからね。
本の読み方から教えてくれるので、親子で読むとさらに捗ると思います。
何をどう書いていいのか、感動のポイントをどう掴むのか。
正直、もっと早くに読みたかったですね。
読書感想文が苦い思い出になっている人は多いと思いますが、大人になってからの発信力にもしっかりつながっているなぁと感じたので。
でも本当は…、読書なんて楽しければOK・感想なんて自由でOKと悩んでいる頃の自分にはアドバイスしてあげたいかな。
『読書感想文がラクラク書けちゃう本―宮川俊彦のオタスケ授業 (日本一の教え方名人ナマ授業シリーズ)』著者:宮川俊彦
175ページ
『読書感想文がラクラク書けちゃう本の内容
当たり前ですが、読書感想文を読む前に読まないといけない本なので、本が嫌いな子には悩ましいかもしれません。
しかしありがたいことに、漫画です。
しかも子供が大好きなドラえもん。
どんな子でも、ドラえもんとのび太と一緒に、楽しく読書感想文のことが学習できます。
たくさんのヒントが詰まった一冊です。
中でも「感想文を書くときの3つの柱」は、かなり役立ちます!
この3つの柱を理解し、本の中から掴めるようになれば、基本的な組み立て方はマスターできるのではないでしょうか。
その他にも「本の読み方」のレクチャーがタメになりました。
文章を書くことの手前の読書が苦手な子も多いですよね。
テーマや感動のポイントを探しながら読むというコツは、大人でも活用できると思いました。長い間、使えそうな本です。