
一日がしあわせになる朝ごはんの感想
いつもの朝ご飯が変わるかも知れない・・表紙のイメージからも、本を開いてもそんな希望をもたらせてくれます。
本屋さんで何度も立ち読みして、やっぱり手元に置きたいと思って買ったのがこの本です。
とにかく写真がキレイでどのメニューも美味しそう♪
朝メニューのバリエーションが乏しい、でも考えるのが面倒。
栄養の偏りも気になる。
朝1番の☆ときめき☆が欲しい。
こんな思いを持ってる人におすすめのレシピ本です。
朝起きて、食パンを焼いて、バターをつけて、いつものジャムを乗せて・・飲み物で流し込む。
時間がないから仕方ない。お腹になにか入ればいいや~っみたいな朝ご飯生活に、ふと疑問をもったことはないでしょうか?
「朝ごはんを食べると集中力がアップする」とか「朝ごはんを食べる子供は賢くなる」といった話もよく耳にしますよね。
朝ごはんのパワーって侮れないんです。
しかし、ただ一つ残念なのは、結構ハードルが高いんですよね、朝食作り…。
メリットはわかるけど、忙しかったり、一秒でも長く寝ていたかったり。
朝ご飯を食べるメリットについては理解は出来るんだけど、そうはいっても、どーすればいいのかアイデアが湧かないですものね。
そこは素直に、出来る人の種をもらってくればいいんです。
私もそうでしたが、この本はそんなマイナスイメージを変えてくれました。
最大のポイントは「起きることが楽しみになる朝ごはんメニュー」がメインテーマとなっているところ。
朝食レシピ本は数あれど、ここがとても新しかったです。
作ること、食べることにウキウキして起きる朝から、しあわせな一日が始まる…タイトルに嘘はありません。
胃に詰め込むだけの朝ごはんとも、もうサヨナラですよ。
ウキウキ朝ごはんは「食べることを楽しむ」という食事の基本も思い出させてくれます。
また、セクションごとに栄養のアドバイス、マメ知識等も掲載されてます。
例えば、朝は卵一個しか食べてないけど栄養的に大丈夫?なんて質問に「トマトジュースを一緒に最強」になるとか、「パンの朝ごはんって太るの?」⇒「パンの選び方によります」とか。
食べ方、切り方なども参考になると思います。
ちょっとしたことなんですが、私は感動してしまいました。
また、朝ごはんビギナーさんの他、マンネリ気味の朝ごはんに悩んでいる人にもぴったりです。
トーストアレンジ集とで一か月分のお味噌汁のレシピは圧巻で、すごく実用的かつ、すぐに役立ちます。
ご飯・パン以外にも、卵料理やシリアル、スープにフルーツといったバリエーションの豊かさは和食派にも洋食派にもありがたく、使う人を選びません。
寝る前に読んで「明日の朝ごはんは…」と、みなさんアレコレ考えながら楽しんでいるのだと思います。
「朝ごはんを自由に遊ぶ」という新しい着眼点です。
ウキウキ朝ごはんで、ぜひ朝ごはんパワーとしあわせを感じてみて下さい。
『一日がしあわせになる朝ごはん』著者:小田 真規子 (著), 大野 正人 (著)
136ページ
『一日がしあわせになる朝ごはん』本の内容
夜、寝る前に読むと、明日が来るのが楽しみになる朝ごはんの本!「朝起きるのがツラい…」そんな、憂鬱な朝を、一瞬で晴らす本ができました。「太陽の目玉焼き」「朝パフェ」「一晩寝かせたサンドイッチ」「巻かないだし巻き卵」「いい音サラダ」…など、ほとんど5分以下で作れるのに、ひと工夫あるおいしいアイデアが満載。朝起きたら、ふとんから飛び出したくなる、フェスティバル級に楽しい朝ごはんの本です。(引用:Amazon.com)
購入前の注意点
好き嫌いの多い人には向かないかも知れません。
また、掲載されているレシピ自体は定番の朝ごはんです。ほんとに簡単に作れるものばかりなので、変わり種レシピをたくさん勉強したかった人、手間暇かけることに抵抗のない人などは、物足りないかもしれません。