
づんの家計簿やってみた感想
「書く」という基本的な作業を徹底するだけで、生活のムダに気付けます。というもの。
正直、面倒なことが苦手な人は続かないと思いますので、自信がない人は買わないように。
家計簿を続ける秘訣って、レシート貼るだけとか、なんとか手間を省き、簡単、シンプルにするのが主流ですよね?
でも結局それで何が分かったのか?生活経済が良くなったのか?と振り返ってみたら、結局よく分からない・・ただなんとなくつけてるだけで、節約も出来てるのかどうなのか??のような状態になってるなら、ここらで本気だして改革に乗り出してもいいと思う。
やる気のある方は、づんの家計簿ワールドにどうぞ!どうぞ!です。
⇒書きたくなるお金ノート 楽しく、貯まる「づんの家計簿」 [ づん ]
かく言う私も当初は「そもそも、こんなに時間をかけて細かく家計簿をつけたところで、1円にもならない」、「細かくつける家計簿は続くか不安」という思いが真っ先に浮かんできたのですが。
じゃあ、この本の人気ポイントは何なんだ?と自分なりに分析してみたところ…。
なるほど~、「家計版レコーディングダイエット」というヒントでしっくり来ました!
づんさんの家計簿は書いて書いて、書きまくります。
とにかく細かく、何でも、どんなことでも、というルールです。
それによって、書き出さなければ見えてこなかったお金の動きを把握することができ、今まで気付かなかったムダを発見することができるのだとか。
最近の家計簿ハウツー本は、簡単&手軽が主流だったので真逆なんですよね。
ズボラさんには向かないとは思いますが、面倒と感じてしまうと何だって続きません。
とりあえずはやってみる!の精神が大事ではないでしょうか。
寝る前にちょちょっとつけてみるみるお金が貯まる家計簿なんて、この世のどこにもないですからね。
何より、徹底的に書き出すことで毎日の「何となく」が見えてくるんです。何となく暮らしたり、何となく買ったり…の「何となく」はとても勿体ないことだと教えてくれています。
Instagramでもづんさんの家計簿を参考にしていましたが、書籍だとより理解が深まりました。また、記録をするということが、家計簿に限らず、自分にとって有用だと気付けた気がします。
常に書くことが身に付くと、頭の中の整理が上達しそうです。そうした自分のスキルアップが、家族全体の幸せにもつながると思いました。
家計簿って、一日の終わりか、あるいは始まりの朝など、家計簿を作るために時間をしっかり確保することも大事なんだなと思いました。
お料理や掃除と同じように、家事の時間割に「家計簿タイム」を組み込むと案外続けられるようになりますよ。
今、私はそうしています。
これまでは家計簿自体が重要な位置づけ・・という意識がなかったので、つけることさえ忘れて、レシートがたまっていって嫌になっていたかも。
づんの家計簿に必要なもの
方眼のルーズリーフ、筆記用具、定規、電卓。
あとは、お買いものレシートと時間、やる気です。
自分のお好みで付箋を足したり、手帳にしたり、ノートは自分で作るので自由度は高いです。
『楽しく、貯まる「づんの家計簿」 書きたくなるお金ノート』著者:づん
127ページ
本の内容
書いてあることに偽りなしで、読んでるうちにウズウズと、私でも書きたくなって来るんですよね。唯一嫌なのは、ノートに線引くとこかな?
なので、なんとかづんの家計簿に合いそうなシンプル家計簿を見つけてこようと思います。
づんの家計簿専用のノートは買ってはいけない!
実は、づん専用の家計簿ノートは500円で売ってるんですけど、まあ、これが非常に評判が悪い。
罫線が引いてあるのはいいんだけど、それ以外なにもない。しかも薄い!
これで500円?はぁ?(;゚Д゚)って感じなんです。
出た当初は中身が見れるようになってたんですが、なんと今はビニールでラッピングされていて見れないんですよね。
慌てて買ったらガッカリするかも知れませんので、要注意です。
自分で作ったら100円なんですけどね。
づんの家計簿が必要がないと思われる人
まず、時間の無い人には不向きです。この家計簿のために時間を作ったとしても、「1円にもならない」と徐々にやる気がなくなっていくと思います。
それから、記録することだけで満足してしまっても、づんさんの家計簿は活用しきれません。記録のその先のやりくりを考えることが重要です。