
500円玉貯金をやってみた感想
この本は、目次を読むだけでもワクワクしますよ。
読み物としてもおもしろいです。
そしてほとんどの人が、この本を読み終わったら絶対今日から“500円玉”を集めたくなります。
自作でかわいい貯金箱を作って実践されてる人も居たりして、見た目にも刺激を受けました。
早速私も、小さい牛乳パックにマスキングテープを撒いてデコレーションし、その中に貯めています。6月頃から500円玉貯金を始めていて、10月で3万5千円が貯まりました♪
いっぱいになるまで空けない 数えないという人も多いと思いますが、私はちょこちょこ見て、5千円ずつ束ねてます。
ある程度貯まって来たら、別の場所へ移動。
何を買うか、貯める「目的をハッキリ決めて」おいた方が続きやすい。とありましたが
私はまだ何を買うかは実は決めてないんですよね。
それより、12月までにいくら貯められるか?というのが楽しいなのです。
思いのほか”ダブル”、”トリプル”がよく出るんですよね。
だからと言ってそれを全部貯金してると、月末が苦しくなって結局500円玉貯金を取り崩すか、銀行へ行くハメになるので、家計簿と相談のうえ管理しないといけません。
なぜ、お金が貯められないのか。
それは「貯める」行為よりも「使う」行為の方が楽しいと思っているから。
じゃあ「貯金」もゲーム感覚で楽しくしちゃおうよ!
…というのが、この本のメインテーマです。
著者の市居さんのアイデアは実にすばらしく、その思いつきに脱帽でした。
お金に苦労された経験があるからか、言葉に説得力も重みもあります。
それにしても、この本、魅力的なワードがずらりと並んでいます。
笑いのセンスというか、表現力というか、市居さんのオリジナリティあふれる文章が印象的です。
500円玉貯金の道のりを「500円玉純愛期」「500円玉倦怠期」「ミリオンズ」とユニークなネーミングしているところなど、著者の「500円玉」に対する本物の愛を感じますね^ ^
私はまだ「500円玉純愛期」に居るんだなあと思うと、思わずニマニマしちゃいます。
市居さん独特の500円玉の数え方があったりと、オリジナルのアイデアを取り入れるとモチベーションも維持できそうですよね。
さらには、500円玉愛に影響されて500円玉に愛着を持つようになると、他のお金にも意識がいくようになるという不思議な現象も起こります。
お金に愛されたかったらお金を愛しなさい、ということかもしれませんね。
「頑張れ」、「やればできる」とひたすらエールを送られるより、市居さんのように500円玉愛を訴えかけられた方が、断然、モチベーションが上がる気がします。
貯金ができない理由はズボラだけではないと思いますが、やはりゲームを楽しむように貯められるところがポイントでしょう。
ズボラさんもついつい動いてしまう、続けてしまう楽しさが、本からあふれているように思いました。
『ズボラな人でも毎日500円玉が貯まるすごい方法』著者:市居愛
192ページ
本の内容
『ズボラな人でも毎日500円玉が貯まるすごい方法購入前の注意点』
絶対に500円玉を貯めないといけない、500円玉をもらわなくちゃ!と意識し過ぎると楽しいどころか、それがストレスになり後々無理が来ます。
まずは本の中から自分で真似できるルールを見つけることが必要でしょう。
500円玉を作って、その分銀行の貯金を引き出してしまう結果になるなら意味がないです。