成功している人は、なぜ神社に行くのか

エッセイ
成功している人は、なぜ神社に行くのか

感想

 

実は、私はこの本を読む前から神社通いをしております。

なので、鳥居の前で一礼、真ん中を歩かない等一応の作法は知ってるつもりだったのですが・・

 

この本を読んでから1つ変わったことはお賽銭の額です。

私も500円を献上させてもらってます。

 

今までは、ご縁がありますように・・の5円が定番でした。

気分のいい時はたまに50円、100円と奮発したつもりになっていました。

 

ものすごくせこい話です。

だって、子供のころから5円しか投げない大人を見ていたわけですから、5円がいいんだろうなあという感覚でした。

 

冷静に考えてみたら、たったそれっぽっちじゃ神様も情けなくて、お願い事なんて聞いてられないですよね?

 

あと、名前と住所をお伝えすることも忘れません。

これも、どこの誰だか分からないヤツにあれこれやってくれとか言われたくないってもんです。

 

なので、お祈りする時間がそこそこ長くなります。

 

この本、パッと見のタイトルでは、神社に行くことはつまり「成功者はどんなに小さなことも大切にする」や「成功者はコツコツ継続できる人」といった教訓につながっていく本なのかと思いきや…。

 

著者の八木さんが霊能者と知ってビックリ。

比喩でも何でもなく、シンプルに神社にお参りに行くことのメリットが説かれています。

スピリチュアルな話題もビジネス本の題材になるのですね!初めての体験でした。

 

内容はかなり実用的で、神社のお参りの作法は勉強になると思います。

また、神社や神様に関する豆知識も豊富ですし、日本人として改めてこういったことと向き合えてよかったです。

 

神様を身近に感じ、大切にする心はずっと持っておきたいと感じました。

しかし、人を選ぶジャンルではあるので「神社や神様についてこういう風に考えている人もいる、そういう人の書いた本で新しい考え方に触れてみる」くらいの期待値でいいかもしれません。

 

『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』著者:八木龍平

341ページ

 

本の内容

 

★たちまち22万部突破! 話題のベストセラー
★「神社に行きたくなった」「参拝の仕方がわかった」と口コミで広がっています!
じつは、神社は日本古来の願いをかなえる「システム」だったのです。
いままで、誰もが知っている「成功者」「天下人」は、そのシステムを活用し、神さまのバックアップをえて、たしかな活躍をしてきました。
著者の八木龍平さんは、「リュウ博士」として人気のブロガーですが、科学者(英語でPh.D.とよばれる博士)でもあり、さらに霊能力者でもあります。
そんなリュウ博士が、神社の神さまの正体や願いがかなう「スキマの法則」など、神社の「見えない仕組み」を科学者の視点と霊能者の視点から、わかりやすくおもしろく解説します。
さらに本書では、有名政治家、経営者、武将が実際に参拝していた神社も「日本地図でひとめでわかる! 全国主要『天下取り神社』」としてご紹介します 特別な人だけが知っていた「秘密」が、オープンになるときがきました。
神社の神さまは、世の中をよりよくする「成功していく人」を増やすためにいま、大きく動き出しています。
さあ、あなたも世の中をよくする成功者へのお役目を一緒にしていきませんか?
【目次より】
◎日本を動かした天下人は必ず神社に参拝している
◎神社には、日本版ザ・シークレット「スキマの法則」があった!
◎「信長の失敗と家康の成功」その違いは神社のあつかい方にあり!
◎経営の神さま・松下幸之助は龍神の力を借りた
◎神さまが「ひいき」をする人、しない人
◎次元を何度も超えてしまう! 超強力パワースポット
◎なぜ、おさいせんは「500円玉」がいいのか?
◎違う神さまをいっしょに参拝してもケンカしない?
◎トヨタ式は神社式! 成功を導くカイゼンの仕組み
◎神さまを信じる経営者・信じない経営者、その違いは?
◎特別な成功者だけの秘密にしておく時代はおしまい! (引用:Amazon.com)

 

「神社をお参りしたことによって、数々の偉人たちは成功に導かれた」という独自の理論に基づいて、霊能者と科学者の両アングルから神社や神様の素晴らしいパワーを解説してくれています。

 

「目に見えないものは信じない」、「科学的根拠がない」とスルーしてしまうのは、正直、勿体ないかもしれません。だって著者の八木さんは霊能者であり、科学者ですからね。

 

今までにないアプローチの方法で、私達に神社のアレコレを紹介してくれているのが興味深かったです。

 

何となく身近にあるものと思っている神社ですが、祀られている神様など、意外と何も知らないんだな~とわかりました。

 

特に、神社の敷地内にあるいろいろなものにもきちんと由来がある話はすごく勉強になったと思います。

 

それと、参拝の仕方は正しい方法を知っておかないとダメですね!

 

宗教の話題って遠ざけられがちですが、神社や神様を大切にすることは案外良いことなのかもしれません。難しい話ではなく、感謝の心を常に持つことができると思ったからです。

 

あと、手を合わせてお願い事をする時、自然と頭の中が整理されるんじゃないかな、とも思いました。

 

読む必要がないと思われる人

 

「スピリチュアル系は眉唾モノだわ~」と受け付けない人には、読み進めるのもつらいかと思います。脱線も多いので、神社がテーマなはずの本で全く関係のない話を聞かされている…と感じることもあるかもしれません。

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