本多さおりさんの『片付けたくなる部屋づくり』

感想

 

私がお片付け本や、無印製品に興味を持つきっかけになったのが本多さおりさんの本でした。

 

定番のラタンバスケットとファイルボックス、そしてワイヤークリップですね。

うちでも台所のあちらこちらで利用しています。

 

ラップもケースに入れ替えて使っていたのですが、あのケース、重いんです。

使いにくいし、実用的ではないなと思ったのでやめることにしました。

見た目を気にするなら、ケースを丸ごとラッピングすればいいかな?

 

ところで「片付けたくなる部屋」ってタイトル、すごく魅力的なフレーズだと思いませんか?

「部屋を片付けなきゃ…」と日々追われている私にとっては、まるで魔法のような本のタイトルに思えました。

 

部屋自体が片付けたくなるなんて、普段の掃除や整理整頓はどれだけ楽になるのでしょう!?

この本には、著者の本多さおりさんの収納テクニックがふんだんに散りばめられています。

 

本書がなぜ話題なのか、人気を集めているのか、読み始めて早いうちにわかりました。

それは、本多さんが収納術を実践している自宅が「古くてせまい、しかも全室和室の賃貸物件」だから。

 

これが「新築ピカピカ大豪邸での収納テク披露!」だったら「そりゃあ、ねぇ…」となりますよね…。

 

この条件こそ、親近感のポイントなのではないでしょうか?

 

家の古さに関する悩み、せまい自宅をどれだけ広く使うかという悩み、アレンジしにくい和室の使い道。

 

本多さんの収納術は、大抵の日本の住まいの悩みや困りごとに対応しているという訳です。

多くの人と同じ悩みを抱える、まさに「等身大の収納術」と言えるでしょう。

 

ハードルが低いので自分の生活に取り入れやすく、暮らしのヒントもいっぱいでした。

本多さんの、今あるものを大切にする、慎ましいライフスタイルも勉強にもなります。

 

オシャレ、というよりは「シンプル」が好きな人向けですね。

何より、本多さんの自宅全公開、がすばらしいと思います。

 

収納に悩んでいても、なかなかよそのうちの収納を「見せて~」とは言えないので…、普段見ることのできない部分を参考にできたのはうれしかったです。

 

ちなみに、本多さんの収納テクはオール写真付きでの解説でした。

タメになる上に、目でも十分楽しめます。

 

それにしても、ここ本当に2Kのアパートなの?

そう思えるくらいすっきりときれいです。

 

そして、本多さんがこの本でメインテーマとしている「片付けたくなる」というのは、要するに「片付けやすい」&「掃除しやすい」ことに重なってくるので、私を含めたズボラさん達が片付けを習慣づけるにはもってこいだと思いました。

 

使いやすく片付けたい人、シンプルライフに憧れている人にはぴったりの指南書になるはずです。

 

『片付けたくなる部屋づくり ~古い2Kをすっきり心地よく住みこなす「片付けのプロ」の暮らしテクニック65~ (美人開花シリーズ)』著者:本多さおり

127ページ

 

本の内容

 

『片付けたくなる部屋づくり ~古い2Kをすっきり心地よく住みこなす「片付けのプロ」の暮らしテクニック65~ (美人開花シリーズ)』
■概要/ブログやメディアで人気急上昇中の整理収納コンサルタント・本多さおりさん、初の書籍! 「こうあるべき」と縛られた収納ではなく、自分がラクして「続く」収納の仕組みをつくれば、暮らしはもっと快適になります。本書では本多さんの暮らしアイデアがギュッと詰まった2Kの自宅を例に、毎日をラクに、シンプルに愉しむための収納術をオール写真付きで公開。今すぐマネしたくなるワザが満載です!
■本文抜粋/――ラクしたがりな私が考える収納は、「片付けやすさ」重視。片付けに必要なのは本人のやる気が20%、残り80%は「片付けたくなる収納法」だと思っています。本書では、そんな我が家の「やる気を出さなくても片付くシステム」や、欲しい時間を捻出するための「時短につながる暮らしアイデア」などをご紹介いたします。
■目次/Chapter 1 整理収納の考え方/Chapter 2 Kitchen/Chapter 3 Living/Chapter 4 Closet/Chapter 5 Laundry & Lavatory/Chapter 6 ラクしたがりの掃除術/Chapter 7 もっと! ラクになる暮らしのアイデア(引用:Amazon.com)

 

購入前の注意点

 

人それぞれの住まい、収納グセ、ライフスタイルがあるので…、好みが分かれそうです。理想とする部屋のカラーが違えば、もちろん参考にはならないと思います。

 

紹介されている著者のご自宅、パッと見…雑然としていると感じる所も。「取り出しやすい」というポイントの基準の差ですね。