
筆ペンでゆる文字を書いてみた!
この本、開いた瞬間とってもときめきました。
こんな感覚ってなかなかないです。
この文字、ひと筆で書いているのかと思いきや、太い部分は枠を書いて、中を塗りつぶしているんです。つまり、お習字ではなくアートなんですね!
年賀状の季節が近づいてくると憂鬱になる人ってたくさんいるはずです。
決して上手くはない自分のクセ字、下手ウマ系のデザインにできたなら…と思いますが、その違いを「センス!」と言われてしまうと一般人は手も足も出ませんよね…。
しかし、この本は下手ウマ系文字の「ゆる文字」の書き方を、理論的に教えてくれているんです。
ちゃんと理論立ててある解説なので、誰でも参考にすることができます。
センスがなくても、筆ペンに慣れていなくても大丈夫。
最初は「下手な字をごまかすため」に読み始めましたが、だんだん、どんどん、ゆる文字にハマってしまいました。
もちろん、フォーマルな場面での使い分けは必要ですが、そういう場面でも「ゆる文字」のエッセンスが自分らしい字にしてくれそうです。
この本を読むと、手紙でも何でも、とにかく字を書きたくなります。
一通り読んで、早速筆ペンを買って書いてみました!
初めて書いたにしてはけっこういい方?ではないかと。
すごく楽しいですよ^ ^
著者の宇田川さんのゆる文字がステキなこと、そして「キレイに書かなければいけない」というルールに縛られずに思うように書いていい、とわかったからだと思います。
絵を描くように字を書くのがとても楽しいです。
ゆる文字のコツがたくさんわかりやすく紹介されていて、中でも「強弱」に関する説明が丁寧で、習得するための重要なポイントなのだと理解できました。
お手本のサンプルのボリュームにも大満足です。
アルファベットのお手本はあまり見ないので、助かりますね。
直筆への苦手意識の克服にも一役買う一冊になるかもしれません。
読めば誰でもゆる文字を手に入れることができる…、デザイン系の本において、その理論がきちんと確立されているのは本当に画期的でした。
『筆ペンで書く ゆる文字: 贈り物にあいさつ状に最適な文字の形と季節の言葉』著者:宇田川一美 144ページ
本の内容
筆ペンで書く、くずし文字の本です。筆ペンを使った味わい文字の書き方を紹介します。文字の書き方は、わかりやすく理論的に解説(ロジックを掲載)。スミの筆ペン一本でかける味文字をメインとし、シチュエーションに応じたカラー筆ペンでかわいくカラフルに書くものなども展開します。上品さを損なわないデザインで、季節で楽しめる事例や季節の言葉も紹介。また調味料のビンなどに文字やイラストを書きおしゃれに収納、センスいいインテリアに変身する実用例も掲載します。(引用:Amazon.com)
『筆ペンで書く ゆる文字購入前の注意点』
書くのは面白いのですが、私は年賀状も今年は印刷してしまったし、今のところ手紙も書く予定もない、お店もやってないので・・日常で頻繁に使える場はあまりないかもです。