月別:2017年10月

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本多さおりさんの『片付けたくなる部屋づくり』

実用書 - お片付け本/断捨離 - 実用書

感想

 

私がお片付け本や、無印製品に興味を持つきっかけになったのが本多さおりさんの本でした。

 

定番のラタンバスケットとファイルボックス、そしてワイヤークリップですね。

うちでも台所のあちらこちらで利用しています。

 

ラップもケースに入れ替えて使っていたのですが、あのケース、重いんです。

使いにくいし、実用的ではないなと思ったのでやめることにしました。

見た目を気にするなら、ケースを丸ごとラッピングすればいいかな?

 

ところで「片付けたくなる部屋」ってタイトル、すごく魅力的なフレーズだと思いませんか?

「部屋を片付けなきゃ…」と日々追われている私にとっては、まるで魔法のような本のタイトルに思えました。

 

部屋自体が片付けたくなるなんて、普段の掃除や整理整頓はどれだけ楽になるのでしょう!?

この本には、著者の本多さおりさんの収納テクニックがふんだんに散りばめられています。

 

本書がなぜ話題なのか、人気を集めているのか、読み始めて早いうちにわかりました。

それは、本多さんが収納術を実践している自宅が「古くてせまい、しかも全室和室の賃貸物件」だから。

 

これが「新築ピカピカ大豪邸での収納テク披露!」だったら「そりゃあ、ねぇ…」となりますよね…。

 

この条件こそ、親近感のポイントなのではないでしょうか?

 

家の古さに関する悩み、せまい自宅をどれだけ広く使うかという悩み、アレンジしにくい和室の使い道。

 

本多さんの収納術は、大抵の日本の住まいの悩みや困りごとに対応しているという訳です。

多くの人と同じ悩みを抱える、まさに「等身大の収納術」と言えるでしょう。

 

ハードルが低いので自分の生活に取り入れやすく、暮らしのヒントもいっぱいでした。

本多さんの、今あるものを大切にする、慎ましいライフスタイルも勉強にもなります。

 

オシャレ、というよりは「シンプル」が好きな人向けですね。

何より、本多さんの自宅全公開、がすばらしいと思います。

 

収納に悩んでいても、なかなかよそのうちの収納を「見せて~」とは言えないので…、普段見ることのできない部分を参考にできたのはうれしかったです。

 

ちなみに、本多さんの収納テクはオール写真付きでの解説でした。

タメになる上に、目でも十分楽しめます。

 

それにしても、ここ本当に2Kのアパートなの?

そう思えるくらいすっきりときれいです。

 

そして、本多さんがこの本でメインテーマとしている「片付けたくなる」というのは、要するに「片付けやすい」&「掃除しやすい」ことに重なってくるので、私を含めたズボラさん達が片付けを習慣づけるにはもってこいだと思いました。

 

使いやすく片付けたい人、シンプルライフに憧れている人にはぴったりの指南書になるはずです。

 

『片付けたくなる部屋づくり ~古い2Kをすっきり心地よく住みこなす「片付けのプロ」の暮らしテクニック65~ (美人開花シリーズ)』著者:本多さおり

127ページ

 

本の内容

 

『片付けたくなる部屋づくり ~古い2Kをすっきり心地よく住みこなす「片付けのプロ」の暮らしテクニック65~ (美人開花シリーズ)』
■概要/ブログやメディアで人気急上昇中の整理収納コンサルタント・本多さおりさん、初の書籍! 「こうあるべき」と縛られた収納ではなく、自分がラクして「続く」収納の仕組みをつくれば、暮らしはもっと快適になります。本書では本多さんの暮らしアイデアがギュッと詰まった2Kの自宅を例に、毎日をラクに、シンプルに愉しむための収納術をオール写真付きで公開。今すぐマネしたくなるワザが満載です!
■本文抜粋/――ラクしたがりな私が考える収納は、「片付けやすさ」重視。片付けに必要なのは本人のやる気が20%、残り80%は「片付けたくなる収納法」だと思っています。本書では、そんな我が家の「やる気を出さなくても片付くシステム」や、欲しい時間を捻出するための「時短につながる暮らしアイデア」などをご紹介いたします。
■目次/Chapter 1 整理収納の考え方/Chapter 2 Kitchen/Chapter 3 Living/Chapter 4 Closet/Chapter 5 Laundry & Lavatory/Chapter 6 ラクしたがりの掃除術/Chapter 7 もっと! ラクになる暮らしのアイデア(引用:Amazon.com)

 

購入前の注意点

 

人それぞれの住まい、収納グセ、ライフスタイルがあるので…、好みが分かれそうです。理想とする部屋のカラーが違えば、もちろん参考にはならないと思います。

 

紹介されている著者のご自宅、パッと見…雑然としていると感じる所も。「取り出しやすい」というポイントの基準の差ですね。

夢をかなえる! 私のノート術は自分には無理だった・・

実用書

感想

 

「夢をかなえる」ことと、ノートがどうやってつながっていくのか?

これを読めばなんとなく掴めるのかな?

 

自分には思いつかないノートの使い方、発想、アイデア、最早、私の知っているノートを超越しています。

写真も見やすい、大型本です。

 

ノート術については 読書関係のものはいくつか読んでいます。

その代表が『情報は一冊のノートにまとめなさい』・『読書は一冊のノートにまとめなさい』です。

 

ノートって事務的なメモだけではなかったのね!これまでとは違った目線でノートと向き合えそうです。

 

とにかくいろんな人のノートを見せてもらえるのが最大のメリットでしょう。

勉強のつもりでなくとも、眺めているだけでも十分楽しめます。

 

「ノートは勉強道具」というところから抜け出せなかったのですが、罫線にこだわらなくていいんですね。

もしかしたら、ここが、私にとっての一番のポイントかもしれません。

もっと広く大きく、ノートを使ってみたくなりました。

 

また、ノート作りをすることによって情報の整理ができるのも「夢をかなえる」ことにつながっているのかな、と思います。

 

ノートを紹介されている方のインタビューにも刺激を受けました。

まだまだノートには未知のチカラが隠されていると実感…、これからもっと生活を助けるノート術は広がっていくのではないでしょうか。

 

ただね、これを真似したからと言って、全ての人が夢が叶うわけじゃあないですよ。

 

あくまでも、夢が叶った人はこうしていた・・のです。

得るものはあるかも知れませんが、実際作ろうとすると、ものすごく手間かかります。

 

私もこの本に刺激を受けて無性にノート作りを始めたくなり、ノートを買ってきては何やら書き始めるのですが、紹介例にあるようなノートが作れません。

 

まずイラストが描けないし、字も綺麗じゃないし、構成するのも難しくね?って感じになって自己嫌悪に陥るんですよね。作る前にジ~って考えてしまうんですよ。

 

それが楽しめるようになればいいのですが・・

 

例にあるような美しいノートにしなくては!って肩に力が入ってしまうとしんどくなって続きませんね。。

 

自分らしいノート作りが完成せるには、ある程度の試行錯誤が必要です。

 

イラストが上手い人、スクラップするのが好きな人、整理整頓が得意な人、そいうことに時間をかけても惜しくはない人には向いています。

 

『夢をかなえる! 私のノート術 (e-MOOK)』

95ページ

 

本の内容

 

『夢をかなえる! 私のノート術 (e-MOOK)』
毎日のおしゃれ、料理メモ、楽しかった旅の記録に、大切な子どもたちの成長記録、自分を高めるために学んでいる勉強ノート……。それぞれの思いやアイデアがかわいくまとめられた大きなノートは、見ごたえ十分! 憧れの暮らしや夢をつづることで、夢をかなえる力がどんどんつきます。そんなノートを作って毎日輝いている素敵な女性たちのノートを大公開!! テーマ別お手本ノートや自分の目的にあったノートの探し方、書き方のレクチャーでは見やすい情報整理の仕方や、スクラップ・写真の使い方など、ノート作りに必要な情報も盛りだくさん! おすすめノートの紹介や、使えるかわいいイラストの描き方なども満載。今まで気付かなかった新しい自分を発見できて、毎日がもっと楽しく輝き出すはずです。(引用:Amazon.com)

 

『夢をかなえる! 私のノート術購入前の注意点』

 

もっとたくさんの人のノートを紹介してほしかったです。

見てる分には楽しかったけど、例も内容も、物足りなさを感じずにはいられませんでした。

わざわざ買わなくてもネットで探せば出てきそう…と思うかもしれません。

成功している人は、なぜ神社に行くのか

エッセイ

感想

 

実は、私はこの本を読む前から神社通いをしております。

なので、鳥居の前で一礼、真ん中を歩かない等一応の作法は知ってるつもりだったのですが・・

 

この本を読んでから1つ変わったことはお賽銭の額です。

私も500円を献上させてもらってます。

 

今までは、ご縁がありますように・・の5円が定番でした。

気分のいい時はたまに50円、100円と奮発したつもりになっていました。

 

ものすごくせこい話です。

だって、子供のころから5円しか投げない大人を見ていたわけですから、5円がいいんだろうなあという感覚でした。

 

冷静に考えてみたら、たったそれっぽっちじゃ神様も情けなくて、お願い事なんて聞いてられないですよね?

 

あと、名前と住所をお伝えすることも忘れません。

これも、どこの誰だか分からないヤツにあれこれやってくれとか言われたくないってもんです。

 

なので、お祈りする時間がそこそこ長くなります。

 

この本、パッと見のタイトルでは、神社に行くことはつまり「成功者はどんなに小さなことも大切にする」や「成功者はコツコツ継続できる人」といった教訓につながっていく本なのかと思いきや…。

 

著者の八木さんが霊能者と知ってビックリ。

比喩でも何でもなく、シンプルに神社にお参りに行くことのメリットが説かれています。

スピリチュアルな話題もビジネス本の題材になるのですね!初めての体験でした。

 

内容はかなり実用的で、神社のお参りの作法は勉強になると思います。

また、神社や神様に関する豆知識も豊富ですし、日本人として改めてこういったことと向き合えてよかったです。

 

神様を身近に感じ、大切にする心はずっと持っておきたいと感じました。

しかし、人を選ぶジャンルではあるので「神社や神様についてこういう風に考えている人もいる、そういう人の書いた本で新しい考え方に触れてみる」くらいの期待値でいいかもしれません。

 

『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』著者:八木龍平

341ページ

 

本の内容

 

★たちまち22万部突破! 話題のベストセラー
★「神社に行きたくなった」「参拝の仕方がわかった」と口コミで広がっています!
じつは、神社は日本古来の願いをかなえる「システム」だったのです。
いままで、誰もが知っている「成功者」「天下人」は、そのシステムを活用し、神さまのバックアップをえて、たしかな活躍をしてきました。
著者の八木龍平さんは、「リュウ博士」として人気のブロガーですが、科学者(英語でPh.D.とよばれる博士)でもあり、さらに霊能力者でもあります。
そんなリュウ博士が、神社の神さまの正体や願いがかなう「スキマの法則」など、神社の「見えない仕組み」を科学者の視点と霊能者の視点から、わかりやすくおもしろく解説します。
さらに本書では、有名政治家、経営者、武将が実際に参拝していた神社も「日本地図でひとめでわかる! 全国主要『天下取り神社』」としてご紹介します 特別な人だけが知っていた「秘密」が、オープンになるときがきました。
神社の神さまは、世の中をよりよくする「成功していく人」を増やすためにいま、大きく動き出しています。
さあ、あなたも世の中をよくする成功者へのお役目を一緒にしていきませんか?
【目次より】
◎日本を動かした天下人は必ず神社に参拝している
◎神社には、日本版ザ・シークレット「スキマの法則」があった!
◎「信長の失敗と家康の成功」その違いは神社のあつかい方にあり!
◎経営の神さま・松下幸之助は龍神の力を借りた
◎神さまが「ひいき」をする人、しない人
◎次元を何度も超えてしまう! 超強力パワースポット
◎なぜ、おさいせんは「500円玉」がいいのか?
◎違う神さまをいっしょに参拝してもケンカしない?
◎トヨタ式は神社式! 成功を導くカイゼンの仕組み
◎神さまを信じる経営者・信じない経営者、その違いは?
◎特別な成功者だけの秘密にしておく時代はおしまい! (引用:Amazon.com)

 

「神社をお参りしたことによって、数々の偉人たちは成功に導かれた」という独自の理論に基づいて、霊能者と科学者の両アングルから神社や神様の素晴らしいパワーを解説してくれています。

 

「目に見えないものは信じない」、「科学的根拠がない」とスルーしてしまうのは、正直、勿体ないかもしれません。だって著者の八木さんは霊能者であり、科学者ですからね。

 

今までにないアプローチの方法で、私達に神社のアレコレを紹介してくれているのが興味深かったです。

 

何となく身近にあるものと思っている神社ですが、祀られている神様など、意外と何も知らないんだな~とわかりました。

 

特に、神社の敷地内にあるいろいろなものにもきちんと由来がある話はすごく勉強になったと思います。

 

それと、参拝の仕方は正しい方法を知っておかないとダメですね!

 

宗教の話題って遠ざけられがちですが、神社や神様を大切にすることは案外良いことなのかもしれません。難しい話ではなく、感謝の心を常に持つことができると思ったからです。

 

あと、手を合わせてお願い事をする時、自然と頭の中が整理されるんじゃないかな、とも思いました。

 

読む必要がないと思われる人

 

「スピリチュアル系は眉唾モノだわ~」と受け付けない人には、読み進めるのもつらいかと思います。脱線も多いので、神社がテーマなはずの本で全く関係のない話を聞かされている…と感じることもあるかもしれません。

猫との暮らしが変わる遊びのレシピでうちの子もできたよ!

実用書

猫を飼い始めて買った本です。

「子ねこのきもち」「幸せになりたければねこと暮らしなさい」「ニャエラ」等、ねこモノの本は何冊も買いましたが、この本は最も実践的で役立ってますね。

 

猫って気ままだし、群れないし、主従関係もない世界で生きているので、しつけをしても覚えない、だからほったらかしでいいんだと思っていました。

 

でも、要求したいことはあるみたいで、それが「遊び」なんだなってことが分かって来ました。でも思いつく遊びってどうしてもワンパターンで猫の方も飽きるみたい。

 

そんな時にこの『猫との暮らしが変わる遊びのレシピ』に出会いました。

 

これを参考にして一緒に遊んであげると大喜びです。

 

この本では「遊び」が大事だということが分かりました。猫にとって嬉しいことをしてくれる飼い主さんは当然、猫から信頼され、お互いより良い関係を築けるわけですね。

 

家猫はどうしても運動不足になりがちなので、一日1~2回はしっかり遊んであげる時間を作ってます。

 

お気に入りのスタイルは夜寝る前に、私のお布団の上で遊ぶのがレオ君のお気に入り。

 

買って来たおもちゃよりも、カゴについてたゴムの持ち手で遊ぶのが好きなんですよね。

これは古くなった籐カゴをガリガリやって壊しちゃったんですね。

持ち手の芯になってる”輪っか”が取れたんです。

 

それをフリスビーみたいに投げると口にくわえて持ってきます。まるで犬?

そして犬と同じように一定の芸も出来るようになりました。

 

「お手」するうちの猫、レオ君(♂)です。この写真は目つき悪いですが^ ^;

普段はよく食べ、よく寝て、よく遊び甘えん坊、でもとっても良い子です。

お手するねこ

 

ご飯の前に限り、おすわりもします。本の表紙のような腕タッチも出来ます。

この本を読んで教えました。

やっぱりご褒美効果はすごいですね。

 

お腹が空くと、自分からお手出してきますよ。

飼い主は甘いので、ついつい与えすぎてしまうのですが、まだ肥満ではないと思います。

 

この子が来てくれたおかげで毎日がとても楽しいです。

朝はいつも私の肩にピタっと寄り添うようにして目が覚めるまで静かに待ってるんですよ。

 

なんて健気なんだあ~かわい過ぎるぅ~(⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

只今”ジャンプ”も教えているのですが、これはお手と違って少々ハードルが高い気がします。

とりあえず、”ジャンプ!と言ったら”膝の上には乗ります。

そこからがちょっと難しいです。