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読んで終わりじゃもったいない

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おづまりこさん『おひとりさまのあったか1ヶ月食費2万円生活』

おづまりこさん『おひとりさまのあったか1ヶ月食費2万円生活』

おひとりさまの自炊生活にひそやかに憧れ

 

読むとほっこり♪節約しながらも、おひとりさまの自炊生活が楽しくなりそうな、そんな気分にさせてくれるコミックエッセイです。

 

食費を削るのって…、何が何でもガマン!極論は食べずにガマン!とはなりませんよね?

「食」は生命や人生に直接関わることなので、質を落とすべきではないと私は思っています。

 

お金がなくても、心身ともに満足する食事。

こちらはおひとりさま用ですが、そんな考えを持つ人の役に立つレシピ本でした。ちなみにうちは3人ですが、十分参考になりました。

 

なにがすごいかというと、食費2万円の内訳を見てビックリしますよ。

自炊分として1万円、外食分として1万円とのこと。

 

節約ハウツー本なのにこの「外食分」があるって、すごくないですか?

私はこういうおづさんの「ストレスをためない節約のコツ」みたいな部分が、とても勉強になりました。

 

おづさん、本当に節約を楽しんでいるんです。

素直に好感が持てます。

 

画風もおづさんのほんわかした雰囲気にぴったりだな~、と。

おづさんファンのおひとりさま、多いでしょうね。

 

この親近感こそ、自炊ビギナーでも「やってみよう」と思える重要な一因なのではないでしょうか。

可愛いイラストに、等身大の明るく楽しい節約指南。

新しいタイプのお役立ちエッセイだと思います。

 

また、何が何でも自炊にこだわっている訳ではなく、いろいろなお店のお世話になっているところも参考になります。

 

輸入モノの食材やレトルトが豊富なカルディ活用術は一見の価値アリ。

おづさんのユニークなアイデアは「面倒だから…」と、ついつい侘しくなりがちなおひとりさまの食卓にパッと花を咲かせてくれそうです。

 

一万円の枠は超えてしまいますが、量を増やせば家族分の献立の参考にもなると思います。

コミックエッセイというジャンルなのも、読みやすくて、初心者さんにはありがたいですね。

節約へのモチベーションががらりと変わるはずです。

 

『おひとりさまのあったか1ヶ月食費2万円生活 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)』著者:おづまりこ

152ページ

 

本の内容

『おひとりさまのあったか1ヶ月食費2万円生活 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)』
アメブロ「おうちゴハン」ランキング第1位!
「炊飯器で海南チキンライス(35円)」、「ガッツリ味の豚コマステーキ丼(80円)」、「電子レンジでマグカッププリン(30円)」――IHひとくちコンロでここまでできる!?/自炊ビギナーでもすぐ真似できるおいしくて節約できるレシピが満載!月ごとの食費管理術や外食を安くたのしむコツ、冷凍テクニックで食材を無駄にしない方法など気になる情報がてんこ盛り!/自炊1万円、外食1万円ではじめる、ゆるゆる自炊生活コミックエッセイがオールカラー、描き下ろし100p超で刊行!(引用:Amazon.com)

 

購入前の注意点

 

作者のおづさんの好き嫌いや食べる量、住んでいる場所によるところが大きく、一般的な読者の参考にならないかもしれないです。

よく食べる人、レシピにこだわりのある人などは厳しいかも。食材の偏りも気になりますし、独特のイラストのせいで料理のイメージがわきにくい・・と感じる人もいるかもです。

試し読みで雰囲気を掴んで~。

『それでも僕は夢を見る』鉄拳と水野敬也と

  • 投稿 2017/11/07
  • 漫画 -
『それでも僕は夢を見る』鉄拳と水野敬也と

結末の予想はついてたけど、やっぱり泣けた。それが感想

 

人生は巻き戻せない。その大前提がある上で、将来後悔しないために、こういった本から何を学ぶべきなのか…。

パラパラ漫画で有名な鉄拳さんのイラストが目を引く作品です。

 

私がこの本と出会ったのは歯医者さんの待合室でした。

 

他に読書欲をそそる本がなかったので、手にとったのですが、見てすぐわかる鉄拳さんのイラスト、文はあの水野啓也ですよ。

 

こんな本も出しているのか?!と思いつつ読み始めたら・・

 

読んでる途中で泣きそうになり、「ココで最後まで読むのはやばい!」と思い、慌てて本を閉じました。

 

歯医者の待合室で大人が泣いてたら、情けないヤツに見えてしまいますよね?

 

この本は買おう。

そう決めて帰宅してすぐアマゾンで購入したのです。

 

やっぱり泣きましたね。

また、水野啓也にやられた。

 

私も含め、この本を読むタイミングによって、かなり受け取り方や印象が変わるんじゃないでしょうか。

 

キラキラと充実した毎日を送る人にはつまらなく感じられたり、自分の生きてきた道を振り返っている人には共感や感動が芽生えたり。

そんなことを考えながら、この本の感想に正解も多数決もないと思いました。

読み終えて、自分の心に残っている何かを受け止められればいいのだと思います。

 

最初から答えを探そうとはしない方がいいのかもしれません。

 

『それでも僕は夢を見る』著者:水野敬也

168ページ

 

本の内容

 

“200万部超えのベストセラー「夢をかなえるゾウ」の水野敬也と動画サイトで300万回以上の再生数を誇ったパラパラ漫画「振り子」やNHK朝ドラ「あまちゃん」のアニメーションの作者鉄拳がタッグを組んだ。「夢」はずっと僕のそばにいた。けれど、いつまでも「夢」を追うのが辛くなった僕は、ある日彼を捨てた―。老いた主人公がひとり病室で横たわるとき、捨てたはずの「夢」が戻ってくる。「夢」に励まされ、主人公が最期に書き上げた一通の手紙とは?動き出しそうになめらかなモノクロの絵と、静かな余韻を残す物語。読む人によって、それぞれが違う感動を味わえるしっとり泣けてほんわか温かくなれる、珠玉の一冊です。 ”(引用:Amazon.com)

 

シンプルに「生きるとは?」ということを考えさせられました。直球です。何かを教えてくれる本ではないのですが、読み手のそれぞれの心にいろいろなものを残し、自分は今生きているのだということを気付かせてくれます。

 

それは物語の主人公が、死期の迫った老人だからであって、この老人のように一生を振り返らないためにはどうすればいいのか、人生の途中にいる自分がそこから学ぼうとするからなのでしょう。

 

そしてやはり「自分にとっての夢」についても考えさせられます。

 

夢が叶わなかった人生は失敗の人生ですか?

悔しさしか残りませんか?

 

正解はないと思います。

ですが、わかったことは、つまらない人生だって人生ということです。

 

夢が叶わなくたって、ひたすら歩いてきた道だという事です。成功のなかったその道に、価値は全くないと言い切れるでしょうか?

 

夢に向かって頑張っていた時の感情のような、のちに心の財産となるものがきっとあるはずです。夢のための努力ももちろん必要だけど、大切なことはほかにももっとある。

 

老人は「夢」との対話であることに気付き、私の人生観も変えてくれた本でした。

 

鉄拳さんのイラストのおかげでサクサク読めます。鉄拳さんの絵はそれだけでジーンとくるものがありますね。哲学的な内容にもマッチしています。

 

病室にいる夢破れた老人が主人公なので、共感できるかできないか、評価が分かれる作品だと思います。

 

現在進行中で頑張っている人には向かないかもしれません。一度挫折を味わった人、立ち止まってしまった人の方が、感動が深いかなと思いました。

 

ただ、夢が叶わなかった時のことを想像するには、すごく手助けになりそうです。

 

そして、老人が語り掛けてくることはとても重たいですが、率直に感じたことや夢が叶わなくても「それでいいんだよ」と言ってもらっているような気がしました。

 

物語のあらすじ・ネタバレ

 

・死を目の前にして人生を振り返った時、夢が叶わなかった過去と向き合い、夢と対話し、夢が叶わなかった人生でも生きているだけで素晴らしいということに気付く。

 

・老人と、かつて捨ててしまった「夢」との対話で話が進む。老人は「夢」に励まされて一通の手紙を書くのだが、そのメッセージは「生きていることが何よりも素晴らしい」というもの。

『深夜食堂 』は漫画より実写が美味しそう。。

『深夜食堂 』は漫画より実写が美味しそう。。

漫画よりドラマの方が好き

 

近頃では「深夜食堂」と言えば、俳優の小林薫さんの顔が出てくるくらい、馴染みのある作品になりましたね。

 

 

人気はすごいもので、テレビドラマは長く続くシリーズになり、2015年には映画化もしています。

韓国や中国でもドラマ化しているという情報は、かなり驚きました。

漫画という枠を超え、多くの人に愛されている作品です。

 

でも私は漫画より実写の方が好きかな?小林さんが渋くてとても素敵ですもん。

 

「深夜食堂」は、その独特な世界観が一番の魅力だと思います。

画風も「絵がうまい」とか「緻密」というものではなく、絵本のように味のある感じです。

このタッチで料理モノの漫画!?と、驚いた部分もありますが、不思議と読めてしまいます。

 

キャラクター達もデフォルメされたデザインですが、飄々と描かれていて、逆に人間くさくて好印象。

それも全部含めての、魅力的な深夜食堂ワールドと言えるでしょう。

 

料理がテーマの漫画ですが、決してグルメ漫画ではありません。

実は出てくる料理は平凡なモノばかり…、赤ウインナーに猫まんま、漬物。

 

なぜなら、物語の主役は「深夜食堂」にやって来る客達の人間模様なので、料理はその脇役となっているのです。

 

 

脇役とは言え、その人の人生には欠かせない、重要な役割を果たしているのですけどね。

この、人間と料理の関係性やバランスが絶妙です。

 

料理を描くことで、人間を描いているという巧みさに感動しました。

 

マスターの朴訥とした語り口も、物語の余計な邪魔をしていなくて丁度いいと思います。

料理って、実は、どんなに平凡なメニューでも「思い出」と一緒だから美味しいのではないでしょうか?

 

自分にとっての懐かしい味を探したくなりました。

 

人間の「せつなさ」、「侘しさ」、「哀愁」がクローズアップされている印象です。

せつなさにホロリとさせられ、人情にホロリとさせられ、読んでいると心がじんわり温かくなります。

 

一話完結で、一話のページ数も少なめの短編漫画ですが、とにかく余韻がすばらしいです。

 

短いからこそ、なのかもしれません。

忙しい毎日の中で、ふと、立ち止まりたい時、ひと休みしたい時。

 

そのきっかけをくれる一冊になるのではないかと思いました。

「深夜食堂」だからと、夜中に読むのは要注意。

確実にお腹が空きます!

 

『深夜食堂 1』著者:安倍夜郎 154ページ

 

深夜食堂 1購入前の注意点

 

独特な絵のタッチは好き嫌いが分かれると思います。特に女性は苦手かもしれません。肝心の料理があまり美味しそうに見えない・・人も居るかも。

 

実写版を見てから漫画を読むとそう見えなくもない。

わたなべぽん『やめてみた』私も掃除機やめてみた!

わたなべぽん『やめてみた』私も掃除機やめてみた!

やめてみたを読んだ感想

 

わたなべぽんさんのコミックエッセイです。

断捨離やミニマリズムをオススメしている人って、共通して「いらないものを捨てたら、本当に必要なものがわかった」とおっしゃってますよね?

 

この共通点を見つけた時、ちょっと人生観が変わります。

「何かを捨てる=粗末にする」ということではないんだなぁ、と。

こちらの本の著者、わたなべぽんさんも様々な経験を経て、同じように結論づけています。

 

ただ、ぽんさんの場合、ものの断捨離ではなく「生き方の断捨離」のように思いました。

なにをやめたのか、実に気になるタイトルです。

 

まず…、炊飯器も掃除機もまだまだ手放せないので、便利さを手放す人は「どういう考えなのか」、「どういう生活になるのか」を勉強しました。

 

断捨離のハウツー本ではなく、コミックエッセイなので、そこは注意しましょう。

元々、自分をコントロールできる人は、本著を読んでも得られるものは少ないかもしれません。

 

土鍋でご飯、マネするにはなかなかにハードルが高いですが「炊飯器が壊れたから土鍋で炊いてみたら思った以上に美味しかったよ!」という考え方が明るくてステキですね。

 

しかも、手間のかかる土鍋を使うことで、時間の使い方も変わったのだとか。

掃除機をやめたエピソードも「やめたらこんないいことがあったよ~」と、ぽんさんらしさ全開で、前向きに暮らすことの大切さを思い出させてくれます。

 

実は私も3階建ての家に引っ越ししてから掃除機を使うのをやめて、ホウキとフロアワイパーのみを使っています。

 

軽いし電気もコードもコンセントも不要!、ものすごく便利です。なんで今まで気づかなかったんだろう?って感じですよ。

 

あと止めたいなと思っているのは「年賀状」ですね・・。

あと何年かしたらやめよう。

 

他にも、炊飯器から人間関係まで、やめてみたアレコレがたくさん紹介されていて、ぽんさんのポジティブライフを存分に知ることができました。

 

この本を読んでの一番の収穫は、まさに「発想の転換」と「意識改革」だと思います。

 

著者のぽんさんは、のほほんとしたマイペースな人なのかと思いきや、けっこうネガティブなところもあって、人見知りな性格や、スケジュールが少なくてひけ目を感じてるところを見て「あ、私と同じだ」と思ったら急に親近感が湧いてきました。

 

無理して人に合わさなくてもいいんだ

自分が楽しいと思えることや充実感は他人と違って当然、私はわたしの道をいけばいい。

 

その辺りの意識の変化には共感が持てました。

いろいろな変化を前向きに自分らしく受け入れていく姿勢は見習っていいと思います。

 

そして、このエッセイで、自分のマイナスな部分をきちんとさらけ出しているところもとても好感が持てました。

 

やめてみる、やめてみたら、生活が楽になるし、自信が持てるようになる。

これからの考え方のお手本にしたい一冊です。

 

『やめてみた。 本当に必要なものが見えてくる暮らし方・考え方』著者:わたなべぽん

118ページ

 

本の内容

 

『やめてみた。 本当に必要なものが見えてくる暮らし方・考え方』
累計30万部を突破した『スリム美人の生活習慣を真似したら 1年間で30キロ痩せました』シリーズをはじめ、『ダメな自分を認めたら 部屋がキレイになりました』など、体を張って人生の苦手克服をし続けているわたなべぽんの実録コミックエッセイ最新刊です。これまで当たり前のように使ってきた道具や、こうしなきゃ・・・と思っていたこと、つい囚われてしまう考え方の癖、そういったものを1つ1つ仕分けして「やめて」みる。そんな試行錯誤を繰り返しているうちに、いつしか生きるのがラクになっていく、そんな著者のクスっと笑える奮闘を描いています。読んでいるうちに心の中からすっきりしていく1冊です。
  • 第一章 家の中から、やめてみた

第一話 炊飯器の巻/第二話 テレビの巻/第三話 そうじ機の巻/第四話 ゴミ箱の巻
第二章 身の回りのもので、やめてみた
第五話 メイクの巻/第六話 服の巻 その1/第七話 服の巻 その2/第八話 コンビニの巻/第九話 スマートフォンの巻
第三章 心の中も、やめてみた
第十話 もやもや人間関係の巻/第十一話 お詫びの巻/第十二話 「充実させなきゃ」の巻(引用:Amazon.com)

 

『やめてみた。 本当に必要なものが見えてくる暮らし方・考え方購入前の注意点』

働くお母さんに「土鍋ごはん」はなかなか厳しいですよね…。私はテレビは絶対手放せないですし、長財布も好きなんです。

 

ぽんさんの考えや実践を参考にできる人は結構限られてくると思います。

ゴミ処理の話についても賛否両論ありそうです。

 

でも手放せない=断捨離に向いてない・・とはちょっと違うと思います。

自分にとって必要なものは他の人とは違うのだから。

 

ぽんさんの『やめてみた』の続編として『もっとやめてみた』も出てます。