
雑誌類は、たまに買います。『クロワッサンのNo.955』はタイトル買いですね。
立ち読みするのはもったいないって思いました。
著名人はどんな本を読んで、どんなことを感じているのか?
とても興味がありますもの。
お家かカフェで座ってじっくり読みたいです。
期待を裏切らない内容で面白かったです。
印象に残ったのは浅井リュウさん、恩田陸さん、中島朋子さんの3人です。
こちらの記事でも紹介しましたが、直木賞作家の浅井リュウさんがさくらももこさんの『もものかんづめ』をはじめとする”さくらももこのエッセイ3部作”を絶賛していました。
私は浅井さんの言葉に大いに共感したわけです。
リュウさんありがとう!今度あなたのエッセーか小説も読ませていただきます。
直木賞、本屋大賞を受賞した恩田陸さんが「作家になる原点になった」と紹介していたのが『チョコレート工場の秘密』です。
写真の雰囲気から絵本なのかな?と思いましたが、児童書のようですね。
今は装丁も、和訳も変わってしまって子供の頃に読んだものと違う!と嘆いている人が居るようですが。読んでみたいです。
中島朋子さんの愛読書はエンデです。
ミヒャエル・エンデと言えば『はてしない物語』=映画『ネバーエンディングストーリー』や『モモ』で知られていますよね。
もちろんエンデの本は他にもあって、中島さんは『ものがたりの余白』という本を大切にしているそうです。この本は、エンデが生前、友人である日本人に自分の作品について、あるいは人生、そして「夢」「死」について語っていた内容を、エンデの死後に翻訳し出版したものです。
「いつも大切なことを教えてもらっている気がします」と語っていました。
中島さんの光る演技の中にエンデの独創性が活かされているのかも?と思うと、これまでとは違った目で見てしまいそう。
その他にも、澤地久枝さん、角野栄子さん、島田順子さん、井上荒野さんのインタビュー記事と、『おかえりなさい!大好きだったマンガの世界へ』
個人的にコレ見て興奮しました。懐かしくて!1980年代まではほとんど知ってる~♪
『5人の作家が挑戦 食わず嫌いでいた分野の作品を、読んでみての感想は?』こちらでもいろんな作家さんと本がが登場しますよ。
雑誌を読むことって読書ではないと言われますが、雑誌の記事をきっかけに本に興味を持つ人は必ず居ます。
雑誌は視覚的に伝わりやすく、情報もうまくまとめられているので読みやすいからです。
興味を持ったらどんどん読むべしです。
もう本屋さんでは買えない『クロワッサン 2017年 8/25号』