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「やってみました! 1日1食」は頑張り過ぎるとキケンかも?

実用書

やってみました! 1日2食

 

話題になっていますね、ファスティング。

ファスティングとは、断食や少食のことで、それらを手段とする健康法もそう呼ばれています。

 

実は一日2食は既に実践済みなんです。

お蔭さまで3か月で8キロほど減量には成功しました。

 

今はやってないので、プラス3キロほどリバウンドしてます。。

お腹空くんですよ。どーしても。

 

この本の筆者が提唱しているのが、1日1食。

 

一日一食をやり続けている芸能人の話もよく聞きますよね。

片岡鶴太郎さんのヨガ離婚も話題になりましたが、あの方の食事は朝食の一食のみで、食事には2時間かけてるそうです。

 

あとは、胃を休めるという話ですが、一日一食なら休み過ぎなんじゃないの?って思ってしまいました。

 

あと、高橋一生さんもそうなんですよね。

登山が趣味とか言うので、衝撃を受けました。

 

『やってみました! 1日1食』著者の船瀬俊介さんも、登山をするそうで、3食たべてる人より早く登れて、疲れもないなんてことが書いてあります。

 

俄かに信じ堅いのですが、1日3回ダメダメな食事をするより、1日1回効率的に栄養が摂れる食事をしようというものです。

 

レシピも載ってるんですが、美味しそうです。

確かに食事は大事にしてるんだなって感じました。

 

この本を読んで、ただ食事を断つだけではなく、ファスティングにも色々な方法があると勉強になりました。

 

中でも、「空腹感は幸福感」のフレーズはまさに究極でした。

1日の食事を1回にするのはなかなか勇気がいりますが、この本や関連する本を読めば無理なく実践できるかと思います。

 

逆に言えば、この本一冊のみで1日1食を始めるのは危険なのかも…。

ある程度の知識や経験がある人が読む一冊という風にも感じました。

 

問題となるのは、血糖値です。

 

空腹の時間が長いと、次に食事をした時に血糖値がガーンと上がりやすく“血糖値スパイク”を引き起こす原因になります。

 

なので正直、一般の人がこの本を読んでいきなり実践するのは危険すぎると思います。

 

健康的にダイエットするには、血糖値の上昇を緩やかに抑えることが有効だと言われています。

 

まずは「自己責任」の大前提をしっかり踏まえて、「食事を減らして心も体もスッキリ!」という健康法がどう自分に響くかではないでしょうか。

 

『やってみました! 1日1食』著者:船瀬俊介

224ページ

 

本の内容

 

長生きしたけりゃ、食べるのを減らしなさい。ムリせず、気楽に“空腹感”は“幸福感”。ベストセラー『3日食べなきゃ、7割治る!』の実践篇。
【目次】
第1章 やってみました!一日一食/第2章 やってビックリ、からだも軽い/第3章 食べない人は、なぜ若々しい?/第4章 長寿者たちの食卓に学ぼう/第5章 白鵬は「少食」の力を知っていた/第6章 一日一食に、食べたら良いもの悪いもの
【著者情報】船瀬俊介(フナセシュンスケ)
1950年福岡県生まれ。食品・医療・環境問題に取り組むジャーナリスト。日本消費者連盟の活動に参加、「消費者リポート」の編集などを経て、独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)「BOOK」データベースより)

 

ファスティングはダイエットだけに有効な訳じゃないんですね。いろんな面で体に良いとこの本で知りました。私は食べ過ぎなんだ・・ということは、自覚出来ました。

 

実際に1日1食の体験者の声が載せられているので、知識から実践へ、スムーズに移せそうです。有名人が実行しているというのも安心材料にはなります。

 

ただ、いきなり食事を減らすのではなく、1日2食から始めてみたりと自分の体と常に相談しなければならないと思います。「無理なく」が合言葉です。1日1食が身につけば、何だか心も体も軽くなれそうに感じました。

 

いつもお腹に何か入っている状態よりは気分がいいはずです。それに、1回の食事の時間を今までより大切にできるのではないでしょうか。

 

本当に自分に必要なもの・必要な量がわかるようになるというのは魅力的でした。

 

やってみました! 1日1食を読む必要がないと思われる人

 

元々体調を崩している人や崩しがちな人は、食事を減らすことは危険です。いくら健康法と言っても体に入ってくる栄養は少なくなる訳ですから、半信半疑で実験するような安易な気持ちで読み進めないことをオススメします。

 

それと、自分の何かしらの変化に気付いてもらえるので、誰かと一緒に実践する方がいいかもしれません。

寂しい生活~電気も無い、ガスも無い生活は寂しいか?楽しいか?

実用書 - お片付け本/断捨離 - エッセイ

寂しい生活を読んだ感想

 

著者の稲垣えみ子・・と聞いても正直、ピンと来ていない方も…。

「朝日新聞のあのアフロの女性」と聞けば「あ~!」となるのでは?

 

先日、とあるニュース番組に出ていらっしゃるところを拝見し、そのシルエットがあまりに衝撃的で一発で名前を覚えてしまいました。

 

そんな稲垣さん、ミニマリストとして有名です。

この本の内容も、私が見たテレビでのテーマも「ミニマリズム」について語ったもの。

 

ゆるりまいさんの家も何もなくて怖かったですが、稲垣さんの家には冷蔵庫も、テレビも、洗濯機もないんですよ。

ついには、ガスも止めてしまったと言うから驚きを禁じ得ないですね。

 

この生活、本当に寂しいと感じるかどうかは、その人次第です。

新垣さん自身はそうは思ってないですから。

 

読み物としては、大変興味深く面白いです。

何が面白いかと言うと、読書のいいところは、著者が体験してきたことを自分も疑似体験できることですよね?

 

例えば、夜、電気のない真っ暗な部屋に帰って、暗闇に目が慣れるまで待つ。

そうすると、部屋の中の景色がぼんやりと見えるようになる、自分も一緒になって体験してるようで楽しいです。

 

春夏秋冬の節電の努力、つい「私もやってみようかな?」なんて浅はかな思いさえ湧いて来ます。

 

断捨離する目的って、家が散らからず、掃除が楽で、生活を豊かすることが目的じゃないですか?

 

でもですね、電気を止めたらどうなるかというと、手間が増えるんですよ。

それに、エアコンがないから寒いも暑いもただただ受け入れるしかない。

 

ちなみに稲垣さんは、冬場は湯たんぽと火鉢を愛用しているそうです。

 

家電とは家事を楽にしてくれるものなので、要するに稲垣さんの日常は手間だらけ。私からすればかなり恐ろしい事態なのですが…。

そういう生き方の中で見つけたことが、この本には書かれています。

 

正直、憧れとはちょっと違うかな、と。

固定概念をぶっ飛ばした人生を歩んでいらっしゃる方のマインドについて触れることで、面白い勉強ができたなぁ、という感じです。

 

そんな生活が気持ちいい、「爽やか」だという新垣さん。

電気をやめようと思ったきっかけが、東日本大震災で起こった原発事故なんだそう。

 

その時、自分ができることは「節電」だと思い付き、いっちょやってみるかと挑戦したのでした。

 

はじめはちょっとした冒険のはずが、どんどん進化し、スーパーサイヤ人クラスまで登り詰めちゃったんですって。

 

1つ1つ電化製品を捨てるたびに得られる新しい感覚に感動し、やめられなくなってしまったそうです。

 

ちなみに稲垣さんはすでに退社されています。

そして、大仏さんのような、本当に見事なアフロヘアーですよ。

 

『寂しい生活』著者:稲垣えみ子

294ページ

 

3.本の内容

『寂しい生活』アフロの自由人・稲垣えみ子が語りかけるように描く、『魂の退社』に続く第2弾!会社を辞め、大切なものと別れ、一人ぼっち・・・・。それがどーした!『魂の退社』は「退社」をメインにした内容だったが、今回の『寂しい生活』は「退社」以降、あらゆるしがらみと別れを告げた著者の日々の生活、日々の思いを歳時記的につづったもの。アフロのイナガキさんの『魂の退社』その後の物語。電気代は月150円、洋服は10着、質素な食事、最大の娯楽は2日に1度の銭湯・・・・。そんな著者がいかにして家電製品たちと縁を切ってきたか。寒い冬、熱い夏をどうやって過ごしているか。自然や季節を体感する暮らし、ものを捨てた後のスペースにこれまで気づかなかったいろいろなものが入り込んできて感じる豊かな気持ち、そういった著者にしか実感できない自由と充実感をシンプルな言葉でつづった稲垣哲学。孤独を感じている人、チャレンジしたいけれど一歩踏み出せずにいる人、他人の評価に振り回されている人、何かわからないけれどもやもやと不安を抱えている人・・・・そういう今を生きるすべての人の背中をやさしく押してくれる、すがすがしい1冊。(引用:Amazon.com)

 

 

稲垣さん、朝日新聞を退社されていたのですね。この本はその後の自身の生活を綴ったエッセイです。記者をされていただけあって、とても読みやすく、私たち読者が何を知りたいかをきちんと心得てくれています。文章からして、聡明な方だと感じました。

 

「寂しい生活」という自虐タイトルが秀逸!読む前からわかることですが、実際は寂しくないですよ。

 

「寂しい生活を送る女性ですが、何か?」というような、一種の強さがにじんでいます。「シンプルライフ」とか「スローライフ」とかの、簡易なオシャレワードで片付けていないところも好感が持てました。

 

3.11の事態にショックを受けた稲垣さんは、それまでの生活を改める決心をします。それは電気に頼った生活を手放すこと。

 

確かに見習わなければいけないかもしれませんが、一般人にはなかなか厳しいです!同じように実践するにはかなりの忍耐が必要でしょう。

 

でも、始まった「寂しい生活」の中で稲垣さんが見つけたいろいろなことは、便利な環境に慣れ過ぎた自分にはハッとすることばかりでした。

 

「何かをなくすと見えてくるものがあった」という言葉は、まさに本書のメインテーマだと思います。家電や知り合いとの関係にお別れはできませんが…、新しい世界と出会うために、モノを少しずつ手放していくことは結構有効なのかもしれません。

 

ムダかそうじゃないか、役に立つかそうじゃないか。稲垣さんがそういった合理性だけを求める考え方から抜け出せたことは、私もしっかり学ぶべきことだと思います。

 

とりあえず、失うことを恐れてモノを増やすのはやめた方がいいですね。大切なこと、本当に必要なことともっと向き合いたいです。

 

寂しい生活購入前の注意点

 

極端なミニマリズムに抵抗感を持つ人は、この本を読んでも何も響かないでしょう。また、元・大手企業勤務で、金銭的に余裕があるであろう稲垣さんがこういった生活を送り、尤もらしいことを言ってることに違和感があるという人もいるかもしれません。

『LOVE理論』水野敬也の恋愛マニュアル

小説 - 恋愛小説

LOVE理論の感想

 

『夢を叶えるゾウ』が大ヒットした水野敬也さんの著書です。

女性が読むのと、男性が読むのとでは、共感度、満足度は違うはずです。

 

内容はずばり、男性の、男性による、男性のための恋愛マニュアルとなっています。

「人間や人生にとっても、パートナーを選ぶ際にも『恋愛』はものすごく重要なツールなのに、どうして学びづらい分野になっちゃってるんだ?」という作者の疑問から生まれた本だとか。

 

確かに…恋愛マニュアル本を読む人、イコール、モテないイタイ人の謎のイメージありますよね…。

 

そんな「手に取りにくい」といった恋愛マニュアル本のマイナスポイントをクリアしてくれたのが、この「LOVE理論」じゃないでしょうか。

 

でも、とにかく、堅苦しいことは抜きにして、単純にめちゃめちゃ面白いですね。

くだらね~、バカだな~と腹がよじれるほど笑わせてくれます。

 

モテない君は今日から水野氏が提唱する「うわっつらKINDNESS55」の実行をヨロシク。まあ、それだけやってても、結局うわっつらの付き合いしか出来ないですけどね・・。

 

この本は、マニュアルですが、良い意味で何にもマニュアルっぽさがない。

かと言って下品ではなく、ふとした所で深みを感じさせてくれる水野さんの表現力に脱帽です。

 

「次行こう、次!」の精神で、思わずテンションが上がりますよ。

 

『LOVE理論』著者:水野敬也

224ページ

 

『LOVE理論』本の内容

 

過去に読破した恋愛マニュアル本は200冊以上。その膨大な知識と数少ない恋愛経験から導き出されたモテるための恋愛理論、それが「LOVE理論」である!!!ベストセラー『ウケる技術』、大ヒットDVD『温厚な上司の怒らせ方』を手がけた水野敬也が放つ、最終兵器。(引用:Amazon.com)

 

  1. こんな恋愛マニュアル本は今まで読んだことありません。

「ふむふむ、なるほど」の前に、とことん笑わせてもらいました。

でも読み終えた後は、しっかり勉強になっている…。

 

さすがベストセラー作家・水野さん、と唸らされましたね。

「夢を叶えるゾウ」の笑いのセンスが、恋愛のジャンルでもばっちり輝いています。

私は今後も、水野啓也を読み続けることになるでしょう。

 

不思議なことに、この本のユーモアは元気が出るユーモアなんです。

恋愛に奥手な人、ちょっと落ち込んでいる人は、アハハと笑って、勇気づけられると思います。

 

それで尚且つ、タメになる情報が満載なので、読んで損はありません。

上から目線ではないマニュアルがすばらしいですね。

 

水野さんご自身のモテなかった過去、からの恋愛本200冊読破…という頭でっかちっぷりが何ともせつなく…面白く…結局また笑えます。

 

でも、そこが重要なのではないでしょうか。

モテまくってきた人の話より、親近感がわきますよね?

 

それに、全ての読者の恋愛を応援してくれるような水野さんの熱さ、情熱に、胸がジーンとなりました。

 

若者言葉で軽めの文体ですが、恋愛の深い本質が丁寧にきちんと書かれていて、重みを感じます。

 

そして、恋愛はつまりコミュニケーションなので、コミュニケーションの基本も改めて学ばせてもらいました。

 

また、内容はかなり実用的です。

すぐに自分の実生活に応用できると思います。

 

特に心に残ったのが「うわっつらkindness」。

女性としては、タネ明かしをしてほしくなかった部分かもしれません。

 

ものすごく雑に言うと「男はとにかく優しいヤツのふりをしろ」ということ。

その「優しさを見せる」方法が、事細かに55項目も紹介されています。

いや~、女性が求める優しさの正体、バレてますよ。

 

いきなり全部を実践されてしまうとビックリすると思いますが、恋愛初心者にはしっかりとした武器になるはずです。

 

つまりは「恋愛のテクニックやハウツーを勉強したってOK!」ということだと思いました。

気持ちの強さだけでは恋愛はうまく運ばないというか、それより大切なのは気持ちを表現することなのだな、と。

 

どんなにピュアな好意を抱いていても、どうしたって気持ちの表現が苦手な人はいますよね?

 

恋愛マニュアルに頼ることは恥ずかしい事ではないのです。

むしろこの本のテクをじゃんじゃん実践して、どんどん恋をしなさいと水野センセイは教えてくれています。

 

  1. 『LOVE理論購入前の注意点』

 

書いてあることを鵜呑みにしないこと!(笑)

恋愛経験の少ない人は、本の内容に感化されやすいと思いますが、紹介されているテクニックがあてはまらない女性もたくさんいます。相手の女性の性格やTPOを弁えてネ。

 

水野敬也の恋愛本おすすめはこれ!

 

水野氏の恋愛本で私が好きなのは『運命の恋を叶えるスタンダール』です。

先日読んだばかりなんですが、恋愛に奥手な女性におすすめします。

 

『LOVE理論』が男性版なら『運命の恋を叶えるスタンダール』は女性版です。

 

詳しくはこちらの記事で確認してくださいね。

運命の恋を叶えるスタンダールで恋愛初心者を卒業しよう!

「わたしのウチには、なんにもない」私はどこまで捨てられるだろうか

実用書 - お片付け本/断捨離 - エッセイ - 漫画

わたしのウチには、なんにもない読んだ感想

 

恐るべし「捨てたい病」のコミックエッセイです。

巷にあふれ返っているミニマリストの断捨離ハウツー本かと思いきや、このゆるりまいさんの著書では「汚部屋からの脱出」エピソードが語られます。

 

物を捨てるという行為は、物を大切にしていないということなのか。

逆に、不要なものを捨てると本当に大切な物がわかるということなのか。

 

捨てることが苦手な私はすごく考えさせられました。

汚部屋の反動で「捨てたい病」の捨て魔となったまいさん、そりゃあ「なんにもない」家になるよな~と感心はしますが、正直ここまでしなくてもいいなと思いました。

 

まるで生活感のないご自宅の写真には恐ろしささえ感じるほど…。

と言うのは言い過ぎかもしれませんが、何はともあれ、この本を読むとちょっとは自分の家の物を捨てなくては!って気持ちにはなります。

 

それに何より、片付けられない親や汚部屋化した家、震災、そして自分自身と真正面から向き合ったまいさんにとても勇気づけられます。

 

女性にありがちな習慣「コレなにかに使えるかも?」なんでも取りあえずとっておく癖と戦わないといけませんね。

 

『わたしのウチには、なんにもない。 「物を捨てたい病」を発症し、今現在に至ります』著者:ゆるりまい

151ページ

 

本の内容

『わたしのウチには、なんにもない。 「物を捨てたい病」を発症し、今現在に至ります』断捨離ブログランキング1位。「なんにもないぶろぐ」の汚部屋脱出コミックエッセイ! 写真と文章で自宅を紹介するスタイリッシュなブログが評判で、そのモデルルームのような文字通り“なんにもない生活”は、汚部屋に棲むすべての人たちから羨望のまなざしを受けています。しかし、そうなるまでには、「捨てたい病」を発症した彼女と家族との長い葛藤(戦い! )がありました…。極度の断舎離に至ったことの顛末を自身によるコミック化で再現。かつては汚部屋の住人だった彼女が「なんにもない生活」に至るまでには、涙と努力の紆余曲折があった!? 単行本ではそれが明らかに! ※巻末カラー(32p)には、まいさんのおうち拝見コーナーを収録! お気に入りインテリアグッズ紹介やQ&Aコーナーもあるよ♪(引用:Amazon.com)

 

片付けのノウハウ満載というよりは、ゆるりまいさんの半生や日常が漫画で綴られていて、この漫画の画風のゆるさも、良い味出してます。

 

しかし、物の捨て方など、教わる部分もありました。

特に「モノから解放される生き方」はすごく考えさせられましたし、今後の人生を気持ちよく過ごすための勉強になったと思います。

 

中でも印象に残ったのが、片付けられない家族との対立や葛藤でした。

今ではモデルルームのような家に住むまいさんですが、実は元々、汚部屋出身とのこと。

 

まいさん自身は震災を機に汚部屋脱出を成功させ、捨てたい病を発症します。

ただ、母親や祖母の考えはなかなか変わらず…。

昔の人ならではの「もったいない精神」ですよね。

 

私もどちらかと言うとこちら側の考え方なので…、捨てることに抵抗があるのはとてもよくわかりました。

 

それでもまいさんは根気強く、家族の考えを変えようとします。

自らの行動で、片付けられた、物に囲まれない暮らしの良さを伝え続けます。

そうすることで、まいさんは自分の過去やコンプレックスと戦ったのでしょう。

 

その姿に感動すること必至です。

まいさんの家族の変化は…、ぜひ、本を読んで確かめてみて下さい。

 

こういう病的なまでに「捨てたい病」の人の家を見るたびに「私は少しくらい物があった方が落ち着く」と呟いてきましたが…。

 

この本と出会い「実は物に振り回されているのかも」と考えが変わるようになれば儲けものです。

「もったいない病」発症中のみなさんには自己改革の第一歩としておすすめします。

 

  1. わたしのウチには、なんにもない。 購入前の注意点

 

震災で全てを失ったことがきっかけになった、それで新築の家を手に入れた等、著者を取り巻く環境はある意味特殊なわけで、全ての人には当てはめられない。

 

何でも捨てられるという性格に疑問を持つかもです。

プロではないので、漫画のクオリティはそれなりでした。